運輸安全マネジメントに関する取り組み
運輸安全マネジメントに関する取り組み
令和6年1月17日
- 輸送の安全に関する基本的な方針
- 社長は、輸送の安全の確保が事業経営の根幹であることを深く認識し、輸送の安全の確保に主導的な役割を果たします。
- 社長は、安全に関する声に真摯に耳を傾けるなど現場の状況を十分に踏まえつつ、社員に対し輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹底させます。
- 会社は、輸送の安全に関する計画の策定(Plan)、実行(Do)、チェック(Check)、改善(Act)を確実に実施し、安全対策を不断に見直すことにより、全社員が一丸となって業務を遂行し、絶えず輸送の安全性の向上に努めます。また、輸送の安全に関する情報については、積極的に公表いたします。
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輸送の安全に関する重点施策
輸送の安全に関する方針に基づき、次に掲げる事項を実施します。- 輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹底し、関係法令及び安全管理規定に定められた事項を遵守いたします。
- 輸送の安全に関する費用支出及び投資を積極的かつ効率的に行うよう努めます。
- 輸送の安全に関する内部監査を行い、必要な是正措置又は予防措置を講じます。
- 輸送の安全に関する情報の連絡体制を確立し、必要な情報を伝達、共有いたします。
- 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し、これを適確に実施いたします。
- 輸送の安全に関する目標
令和6年の安全に関する目標は次のとおりです。-
事故
- 有責重大事故 ゼロ
- 対人 ゼロ
- 対物 前年対比30%削減 *バック時の目視と窓開け、無理をせず切り返す
*駅ロータリー 停車時の進入角度・スピード・寄せすぎに注意
*左折時、一時停止で確認
*右折時、止まる気持ちで最徐行・確認 - 輸送の安全に関する目標の達成状況
令和5年の安全に関する目標の達成状況は次のとおりです。-
事故
有責重大事故 0件→ 1件 対人 0件→ 2件 対物 16件→ 20件(前年対比 20%増) - 輸送の安全に関する計画
重点施策にしたがって、輸送の安全を確保するために策定した計画は、次のとおりです。- 関係当局安全運動および自社行事
- 健康診断(1月)
- 春の全国火災予防運動(3月)
- 春の全国交通安全運動(4月)
- 指導・監督指針に基づく研修(4月)
- 健康診断(7月)
- 指導・監督指針に基づく研修(8月)
- 秋の全国交通安全運動(9月)
- 全国安全週間(10月)
- 無事故無違反チャレンジコンテスト(10月)
- 秋の全国火災予防運動(11月)
- 指導・監督指針に基づく研修(12月)
- 救急救命講習(12月)
- 事故・車輛火災発生時の対応訓練(12月)
- 年末年始の輸送等に関する安全総点検(12月)
- 輸送の安全に関する費用支出及び投資
- 初任運転者等に対する睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査を実施
- 一定年齢以上の運転者に対する脳ドックの実施
- 人間ドック等にかかる費用に対する助成
- インフルエンザ予防接種にかかる費用に対する助成
- 先進安全自動車(ASV)の随時導入
- 輸送の安全に関する内部監査
- 内部監査を年間計画に基づき1回以上実施
- 各種委員会および社内講習
- 運輸安全マネジメント委員会
- 安全衛生委員会
- 経営トップと運転者による意見交換会
- 輸送の安全に関する教育及び研修
- 年間教育計画に基づく教育を実施
- セフティeラーニング(パソコン教材)を用いた運転者への指導・監督を実施
- ドライブレコーダー映像の分析および事故原因や防止策についての活用
- ドライブレコーダーおよび運行記録計による個別指導
- 運転者記録証明書による違反者への個別指導
- 適性診断を活用した個別面談
- 日常点検・乗務前点呼の立ち会い
- 入社1ヶ月研修、3ヶ月研修
- スキルアップ研修(20時間以上)
- 先進安全自動車(ASV)の特性講習および実車研修
- ヒヤリ・ハット情報の収集および事故原因や防止策についての活用
- 運行管理者を対象とする、輸送の安全に関する社内研修および外部研修
- 関係当局安全運動および自社行事
- 輸送の安全に関する計画の主な実施状況報告
令和5年の輸送の安全に関する計画の実施状況は次のとおりです。- 「社内交通安全講習会」を実施
事故防止等について経営トップ参加のもと、12月に実施いたしました。非常口の取り扱い (令和5年12月25日撮影) 非常用信号用具、消火器の取り扱い (令和5年12月25日撮影) 非常停止ボタン、SOSボタンの取り扱い (令和5年12月25日撮影) スロープ、車いすの取り扱い (令和5年12月25日撮影) セフティeラーニングを用いた運転者への指導・監督の様子 (令和5年8月23日撮影) (令和5年12月19日撮影) - 「運行管理担当者研修」を実施
ナスバの講師をお招きし比較的経験の浅い運行管理者8名を対象に実施しました。研修の様子 (令和5年8月2撮影) - 運行管理者を対象とする、輸送の安全に関する外部セミナーを受講
- 運輸安全マネジメントガイドライン管理セミナー(令和5年7月25日受講)
- 睡眠時無呼吸症候群(SAS)スクリーニング検査を実施 (令和5年11月実施)
SASによって生じる日中の眠気は、判断力・集中力の低下を招き、居眠り運転による自動車事故の原因となります。事故防止のため、未実施運転者28名等を対象にSASのスクリーニング検査を行い、さらに、検査結果により指定医療機関において精密検査(PSG検査)を予定しております。 - 脳ドック(MRI・MRA検査)を実施 (令和5年12月実施)
運転者の健康状態に起因する事故防止のため、当社基準年齢の運転者12名を対象に脳ドック(MRI・MRA検査)を実施いたしました。 - 令和4年度無事故無違反チャレンジコンテスト」に参加し、金賞を受賞しました。(令和5年9月27日表彰)
- 「社内交通安全講習会」を実施
- 令和4年の輸送に関する内部監査結果
輸送の安全に関する内部監査を実施いたしました。- 本社営業所
- 監査実施日:令和5年12月27日、28日
- 監査対象:経営トップおよび安全統括管理者並びに統括運行管理者・運行管理者
- 監査結果:指摘事項なし
- 堺営業所
- 監査実施日:令和5年12月28日
- 監査対象:経営トップおよび安全統括管理者並びに統括運行管理者・運行管理者
- 監査結果:指摘事項なし
- 南港営業所
- 監査実施日:令和5年12月28日
- 監査対象:営業所長及び統括運行管理者・運行管理者
- 監査結果:指摘事項あり 改善・是正処置を要求
令和6年1月17日フォローアップ監査
指摘事項が改善されたことを確認
- 本社営業所
- 安全統括管理者
常務取締役 谷岡 成利 - 輸送の安全に関する組織体制および指揮命令系統
別紙1「輸送の安全に関する組織体制および指揮命令系統」参照 - 事故、災害等に関する報告連絡体制
別紙2「事故、災害等に関する報告連絡体制」参照 - 安全管理規定
別紙「安全管理規定」参照 - 自動車事故報告規則第2条に規定する事故に関する統計
有責重大事故件数
令和5年 1件
令和4年 0件
令和3年 0件